平気なフリをしてたけど、医者・看護師以外に人に会うのが怖かった。
退院してみると入院中とは違うので、周りが話してくれるわけではなく、何かあると自分から説明を行わなければならなかったんです。
でも、失語症なので説明が出来ずに、ST(言語聴覚士)の練習では、単語は話せたけども、本場では話せずに、どう言って良いのか、わからないんですよ。
怖かったと言うより、当時はちゃんと話さないと行けないと言う強迫観念に駆られてた。
◆病気になる前の私と比べ
- 右半身不随は病院へ入院していた時よりも情けない、恥ずかしいと思った
- 失語症で得意な言葉のコミュニケーションが全く出来なかった
- 障害者であるとバレるのが怖くてリハビリに行く以外は何もしていなかった
- 手が動かないのと、足を引きずって歩くのが恥ずかしい
- みんな親身に接してくれているけど、心の中で笑われてるかな?とか、バカにされるんじゃないかな?とか考えてしまう
- 身近な友人に会話がおぼつかない私を見られるのが怖い
- 無理やり明るくしてた反面、人に会うのが怖かった
◆引越し直後の印象
- 殆ど喋れないのに根拠のない自信があった。でも、1ヵ月を過ぎる頃に消えてなくなった
- プライド?かっこ悪い私を見せるのが恥ずかしくて、怖くて、誰にも会いたくない
- 誰にも言えないけど、心が砕けてしまいそうの日々だった
正直な話、Bリハビリセンターから引越し直後から約6ヶ月~8ヶ月は、自分の中で最悪な時だったかな。
誰にも言えなくて、みんなの前で平気なフリをしていたんだけども「失語症」、「右半身不随」が、本当に辛かった。今、考えると「他の病気になっちゃうのでは?」と思いました。