講演内容の感想

講演内容の感想は、ほんの一部ですが、そのまま掲載しています。
ありがとうございました!

※個人情報等で関わる部分に関しては訂正・削除しております

貴重なお話をありがとうございました。
発症後は全失語とのことでしたが、現在は流暢にお話されており一般の方からしたら失語だと気づかない方も多いのではないかと思うほど、聞き取りやすかったです。
また、パワーポイントや資料を拝見させいただきましたが、一つひとつがとても丁寧で猪狩さんの思いやご家族の思いを知ることができました。
これまでの授業で、患者さんご本人のお気持ちは伺う機会がありましたが、ご家族のお気持ちを伺う機会はなかったので、大変勉強になりました。
娘さんの頑張れという言葉がリハビリの励みになったとのことでしたが、娘さんにとっても猪狩さんの回復は奇跡であり誇りでありいろいろな思いがあったのではないかと思います。
猪狩さんのお話がとても上手で、発症前から聡明な方だったのだろうなと思いました。
また、素敵なご友人がいらっしゃり急性期で入院していた際にご夫婦が毎日お見舞いに来られたのは、猪狩さんの素敵なお人柄あってこそなのではないかと思いました。
今回伺ったお話を心に留め、将来STになった際に患者様にとってベストな訓練方法が提供できるよう努めて参りたいと思います。
本日はお話くださりありがとうございました。

本日はご講演ありがとうございました。
猪狩さんの自身の経験を通じて、障がい者のリハビリの意欲をサポート、経験を通じて、障害者の気持ちを介護者に伝えるという活動は非常に多くの方に影響を与えていると思います。
私自身も、ふと失語症になったことがない我々が失語症の方にアドバイスや励ましの言葉をかけるというのはよいものなのかというのを考えることがあります。「君に何がわかるのか」と言われてしまったら、それに対しては何も言うことができないです。
だからこそ、猪狩さんのように実際に失語症になられた方の体験談というのは、言語聴覚士を含めた医療関係者の方以上に当事者の方達に伝わりますし、相手の未来に繋がる貴重なお話しであると考えています。
猪狩さん自身のご経験から「プライドがあっては治らない」と感じているようですが、それを言語聴覚士から言うことは、馬鹿にされているというように受け取る人も少なく無いと思います。しかし、当事者の経験からこのようなことを言ってもらえると、当事者の方は「なんだこのやろう」と思うかもしれませんが、やはりどこか心当たりのある出来事は少なからずあるのではないかと、推測します。そのため、当時者のかたの言葉にできない思いを代弁している、言語化している猪狩さんの役割というのは非常に大きいのだと思います。
もう一回頑張ってみようと思ってみる事や、今のままではダメだのようなリハビリの意欲を上げるきっかけがあるからこそ、リハビリに取り組むことができるのであると考えます。今後もぜひご講演を続けていただき、多くの方を励まして勇気づけていただきたいと思っております。この度は貴重なご経験をお話しくださり誠にありがとうございました。

プレゼンテーションは、持たれている障がいとは別に、普通の人では思いつかないような内容で、猪狩さんは他人とは違う視点を持たれていると感じました。
他の失語症の方とは違い、とても素晴らしい講演で、印象に残りました。
DTPデザイナーをしていましたが、この量の言葉をまとめられるのは、自分では厳しく、猪狩さんの才能の素晴らしさだなと思います。とても励まされました。これからも、お元気でいてください。

H医師の「障害者として生きなさい」という言葉が衝撃的でした。
H医師の言葉を聞いて、『ものには言い方があるだろう』と私は思ってしまいました。ですが、猪狩さんは「結果的に気付かされた感じ…」と仰っていて、「心が変われば人生が変わる」という最後のお話に繋がるものを感じました。
ご講演、ありがとうございました。

猪狩さんのお話を聞いて、脳梗塞を発症した方が何を感じ、どのように悩まれ、そして社会に戻っていくのかということについて考えさせられました。昨日まで元気だったのに突然発症する脳梗塞は、本人の気持ちを置き去りにしてつらい現実を突きつけてくるのだと知りました。そして、失語症となった患者さんや家族が悲嘆の中にいるとき、本日の猪狩さんのお話は希望の光になるお話だと思いました。自分が言語聴覚士となり、脳梗塞の患者さんやご家族と対面した際は、全失語から奇跡的な回復を遂げた方がいるのだということを伝えていきたいと思います。本日はありがとうございました。

ご講演ありがとうございました。
もの凄く聞き取りやすく、以前が全失語だったということに驚きました。
ここまで来るのに大変な努力や辛いことがあったのだなと感じました。ですが、猪狩さんの娘さんの言葉で前を向いてリハビリを頑張ってこられたという、強い前を向く姿勢に感動しました。
また、猪狩さんのお話を聞いて、A病院のお医者さんのように現実を言うのも悪いことではないかもしれないが、D病院のお医者さんのように「良くなると思うよ」などの患者さんが頑張って前を向ける言葉をかけることが大切なんだなと思いました。将来、STとしてどのように患者さんと接するべきか、よい勉強となりました。
猪狩さんが入院中に、自分が話せないことが恥ずかしくて誰にも会いたくなかったと仰られていたのを聞いて、私からしたら恥ずかしく思うことなんて何もないし、馬鹿になんてしないのにと思うが、それはやはり、失語症となったご本人にしかわからない気持ちであり、失語症の方はそのような思いをもって苦しむときがあるんだということに気づかされました。そういう時、STとして、どのように接するべきか、声をかけるべきか考えていかないといけないと思いました。
今日、猪狩さんのお話を聞いて、失語症の方の気持ちを新たに知ることができました。また、全失語の方でもここまで良くなることができるんだという希望を感じることができました。
猪狩さんが、現在のことについて、誰でも生きていれば辛いことはあるから、という言葉を仰られたとき本当にすごいなと思いました。今は失語の症状もよくなっているため、逆に知らない方に失語症なのでと言ったときに、話せてるじゃんと思われ、そういう面で辛いことを経験することもあるかもしれないのに、猪狩さんの人生の生き方、考え方が本当に素晴らしいと感じました。
猪狩さんのお話を聞いて、多くの障害をもった方や医療職を目指す人、またその他の人々が希望をもち、前を向くことができると思います。これからも、たくさん講演をしてほしいと思いました。
本日は、本当にありがとうございました。

今日は貴重なお時間をありがとうございます。
病の前兆から経過、ご自分の弱いところまでざっくばらんにお話しくださり、共感しながら聞き入ってしまいました。
冒頭、お医者さまに「しごと、しごと、しごと」と連呼されていた時のお気持ちや、その後のお医者様が早口でしゃべった後の衝撃的な宣告は、非常に心苦しく思いました。
しかし、今では前向きに現状を気づかせてくれた、と捉える事ができる猪狩さんの精神力の強さ。
たくさんの葛藤を乗り越え、努力をされて普通の生活をほぼ取り戻しつつあるからこそのとらえ方なのだなと思いました。
最後にお話しくださった「私の人生はまだ私の思い通りになると思っています」というお言葉が大変力強く、輝いて観えました。
人生が変わるようなことを必ず見つけてください、というお言葉を大事に実習や現場に出たいと思いました。

今日はご貴重なお話をありがとうございました。
猪狩さんがお話する姿をみて、全失語だと言われた方とは思えないほど非常に言葉が聞き取りやすく、そして分かりやすくて驚きました。
私は去年、父がくも膜下出血で倒れ、言語聴覚士を目指そうと思いました。
父は、軽い失語症と記憶障害、遂行機能障害が残っています。
父は、入院中の出来事やどんな訓練を行っていたかなど全く覚えていません。
また、本格的にリハビリが始まった回復期の病院では、コロナ禍のなごりが残っていて家族は30分しか病院に立ち入ることが出来ませんでした。なので、父が実際に訓練を行っている姿を見たことがなく、父からリハビリや当時の心情や訓練のことを聞いても「覚えてない」と返答され、モヤモヤしていました。
なので今日猪狩さんのお話で、実際の入院中のお話や気持ちの面、そして訓練についてなど知ることができて良かったです。猪狩さんと父は別人で、感じ方も捉え方も違うと思いますが、猪狩さんのお話を聞いて少しスッキリしました。父もこのような感じだったのかなと、私が見てきた父の闘病中の記憶と照らし合わせながら猪狩さんのお話を聞いておりました。
お話してる猪狩さんの表情がとても朗らかで、素敵な笑顔で印象に残りました。
今の猪狩さんの笑顔や考え方に至るまで、私が想像できないほどの苦悩があったと思いますが、猪狩さんはとても強くて、凄い方でかっこいい方だと思いました。そして娘さんも非常に素敵な方で、ペンケースやお手紙、とても感動しました。
父や家族、周りの人に、猪狩さんのことや今日お話してくださったことを伝えます!
今日は本当にありがとうございました。
私はまず、言語聴覚士の資格を取得できるように勉強を頑張ります。またお会いできる機会があれば、よろしくお願いいたします!

本日は猪狩さんにご講演いただき、ありがとうございました。
突然の脳卒中発症から直面された多くの困難、複雑な苦しみの心境との向き合い、葛藤が目の前から伝わってきて胸が痛みました。
しかし、全失語からこうしてご講演をしていだけるまでになられたご努力と能力は本当に素晴らしく感動、尊敬いたしました。
もし自分が…と思ったら実際誰もが想像もできない恐怖を感じるご経験ですが、猪狩さんの生きる力は大きな励ましとなりあらゆる人の希望になるに違いないと思いました。
また現在のお仕事やご講演でのご活躍から、さまざまな才能やこれまでのご努力が身を助ける、ということも感じました。いつ何が起きるか分からない人生を自分なりに努力して精一杯生きていくことが大切と思わせていただきました。
様々な症状に直面され、コントロールが出来ない、自分が変わってしまったような気持ちは何とも言い難い苦しみであったことを知り、患者さんの気持ちを理解するために大切な視点と学びました。
Kさんご夫妻の明るさや頼もしさにも感銘を受けましたし、お嬢様の純粋な心からの一言や賛辞がどんなに励みになったことかと子どもの温もりは何よりの宝と思いました。希望を与えてくれますね。素敵なお話でした。
どうかこれからも益々ご活躍いただき、多くの人々や我々のような学生に希望を与えて下さい。
本日勉強させていただいた経験を生かして、自分も微力でも人に希望を与えられるような存在になれるよう精進していかねばならないと思いました。
著書のご出版も楽しみにいたしております。
お元気でありますよう心よりお祈り申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
あと、私は埼玉に暮らしておりこれから地域で働いていきたいので、埼玉のリハビリセンターはどちらなのかが少し気になりました。

ご講演いただき、ありがとうございました。
失語症の症例は、千差万別あると言われています。また、回復のしかたや、病気や障害の受け止め方も、人によって全くちがうと思います。猪狩さんの現在の笑顔やお話しをお聞きして、全失語の時期がおありだったとは想像もできず、とても驚きました。人間の回復力/生命力の底力というのでしょうか。感嘆しました。直接お話を聞くことができ、貴重な体験となりました。

今日は貴重なお話を聴かせて頂きましてありがとうございました。猪狩さんのとても苦労された事や挫けそうになりながらも前向きに進もうとされた事を聞く事が出来、自分も挫けそうで悲しくなる事は沢山ありますが前を向いて一歩ずつ進んで行こうと思いました。自分は高校生の時に統合失調症と診断された時はとても絶望しました。誰からも必要とされず愛される事もないと今まで思って過ごしてきましたがこの学校では少なからず自分の事を必要としてくれたり優しく接したりしてくれる方々がいるので腐らず頑張ろうと思います。今日は貴重な一日にして頂きありがとうございました。

本日は貴重なお話しをありがとうございました。
脳血管は一度壊死すると復活することは難しいと授業では学びましたが、本日お話しを伺い、同じ場所の復活はしなくとも他の場所が活性化することで十分補う可能性があるのだということを感じました。
最後にお伝えされていた、心が変われば、、、人生が変わるを体現されていらっしゃるお話しで、是非多くの失語症の方、STを目指す学生に聞いていただきたいと思いました。

貴重なご講演をありがとうございました。人は、自分自身のこと、自分自身に起こった出来事受をけ入れ、認め、その事実に蓋をするのではなく共に生きていくことの繰り返しで、より強く、人に優しくなれるのではないかと思っています。
各地域の社会福祉協議会や役所などにも働きかけ、より多くの方たちにお声を届けていただきたいと思います。

私の母も53歳で失語症になりました。母とは、急性期と回復期にほとんど会えなかったので、どんな気持ちでどんなリハビリをして、どんな状況だったのか知りません。しかし、猪狩さんがお話されていた失語症や高次脳機能障害の症状が、母とそっくりだったため、気持ちの面のお話も『母もこんなことを考えていたのかな』と少し心が痛くなりました。いまは、コロナ禍で実家に帰りづらいこともあり、電話をよくしています。生きていてくれて、話せるようになるまでリハビリを頑張った母に、親孝行をしたいと改めて思いました。全員でなくても、絶望の淵にいる患者さんと、一緒にいさせてもらえるSTになりたいです。お辛い経験も含めてお話いただき、本当にありがとうございました。

講演ありがとうございました。実体験からの失語症や高次脳機能障害のイメージや感じたことが聞けてとても勉強になりました。
お医者さんから「障害者として生きていきなさい」と言われてイラついたこと、話せないのが恥ずかしいと感じたことなど赤裸々に感情を聞かせていただけて、また前向きに諦めずに努力されてきた話を聞けて色々考えさせられました。
娘さんがいかに猪狩さんのモチベーションになったかという話がでてきて、周りの方の存在の大切さも改めて気づかされました。