皆の前では平気なフリをしてカラ元気だった。家に帰ると、フッとしたとき右半身不随が情けないと思って、失語症は恥ずかしいと思って泣きたくなるぐらいの日々でした。
そんな時に、娘に月に一回会って、私の心の洗濯(笑)をしていたのです。
◆娘が食事をしていた時の発言
- 2013年3月のある日、私は覚えていないが娘がA大学病院の個室に移った時にお見舞いに来た
- 娘は「パパは頭と胸に線をいっぱい付けてて、死んじゃうと思い怖かった。でも、ここまで治ってくれたんだよね。パパって凄いね!」と言った
◆私の思い
- あれだけ、強く思ったけど(娘 参照「5月中旬に娘の言葉を受けて」)記憶から忘れていた
- 心に秘めた言葉だったが、約1年前に立てた約束を忘れていた
- 娘に“「凄いね!」と言われるぐらいに頑張ろう!”と“1年後に仕事を復帰する!”を忘れていた
- 上手く言葉に出ないが、最低限この2つの事を守りたい
- “失語症を怖がらない”と“右半身不随を恥ずかしがらない”
- 忘れないように、上の言葉をPCに書いた
- 私の記憶から消された事を徐々にわかり始めた
元々、私の記憶力が良くて覚えているが、脳梗塞が発病してから、忘れてしまったようだ。あれだけ強く思ったのに、娘の言葉を忘れるなんて・・・
Bリハビリセンターで医者に“怪我ではない”、“貴方は障害者”と言われた事を忘れていた訳ではないけども関連付かなかったです。こう言う話は、今も多少はあるんだけど記憶障害なのかな?
必死に考えた末、障害が治る事では無くて、娘のために障害を怖がらない(“失語症を怖がらない”、“右半身不随を恥ずかしがらない”)事を守っていきたい。や。守らなければ行けない。
今回の事で忘れないように、2つの事をPCに書いたのだが、まだ他に忘れている内容があるのではないかが怖くなった。
でも、自分の心の中に障害を怖がらない事の約束があるので、前向きな姿勢を崩したくないと思った。